お疲れ様とご苦労様、この2つの言葉の違い
意外に知らない人が多いようです。

目上の人に対する時や、挨拶をする時など
どのように使い分けたら良いのでしょう。

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お疲れ様とご苦労様の違いとは?

目次

お疲れ様とご苦労様は、社会人になれば誰でも
日常的に使う言葉ですよね。

 

なんとなくニュアンスで使っているけど、
実はその違いがよくわからないという人も多いのでは?

お疲れ様とご苦労様の違いは?目上の人へ挨拶する時の使い分けに注意!

 

お疲れ様とご苦労様、それぞれの違いをまとめておきましょう。

 

まず、「お疲れ様」は一般的な挨拶代わりとして使われます。
そして、ビジネスだけでなくその他日常的に気軽に使える、
という認識で良いでしょう。
浅く広く使えるので便利な言葉だと思います。

 

次に「ご苦労様」ですが、これは本来ねぎらいや
感謝の意味をこめた言葉とされています。
「ありがとう」の意味が隠されているのですね。
使う機会が限られる印象があります。

お疲れ様とご苦労様 使い分け 目上

 

こうしてみると、お疲れ様とご苦労様では
かなり違いがある事がわかります。

 

 

 

お疲れ様とご苦労様の使い分け方

お疲れ様とご苦労様違いから、誰に対して
どのように使い分けたら良いかを考えてみましょう。

 

まず、「お疲れ様」に関しては日常的に軽く使える事から、
会社の同僚、友人、知人、取引先の相手など使える相手は多いです。

 

例えば、会社の同僚とオフィスですれ違った時に
お疲れ様です」と交わしたり、友人と仕事の休憩中に
カフェで待ち合わせをしていて、
会った瞬間にお互い「お疲れ様〜」と言葉を交わすなど、
使う場面は本当に様々あると思います。

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会社では出社と退社する時以外は「お疲れ様」を使っておけば
間違いないですね。

 

対して「ご苦労様」は「お疲れ様」とどう使い分けるのでしょうか。

私はよく宅配便の配達員に「ご苦労様です」と使います。

 

また、主人のお給料日には
「一か月ご苦労様でした」と言っています。

 

わざわざ荷物を届けてくれてありがとう、

一か月頑張って働いてくれてありがとう=ご苦労様という言葉が
意味合いとして近く、感謝の気持ちを表現できますね。

 

それから、定年退職した上司に対して
「長い間お仕事ご苦労様でした」という使い方もします。

お疲れ様とご苦労様 挨拶

 

ここで逆に「長い間お仕事お疲れ様でした」と使うと
なんだか言葉に深みを感じませんね。

 

ビジネスでは、日常的ではない特別な場面で
ねぎらいや感謝の気持ちを伝える時に使いましょう。

 

 

 

目上の人に対する挨拶はお疲れ様とご苦労様どっち?

お疲れ様とご苦労様違い使い分けを調べていくと、
目上の人に対して挨拶する時はどちらを
使うべきかがおのずとわかってきますね。

 

「ご苦労様」は目上の人が目下の人に対して使う言葉とされ、
原則目下の人が使うのはNGです。

部下に対して「仕事よく頑張っているね」=ご苦労様、
と捉えるとわかりやすいと思います。

お疲れ様とご苦労様 違い

 

例えば、上司が自分のミスに気付き一緒に対処してくれた場合、
感謝の気持ちがあっても「ご苦労様でした」とは使いません。

 

「ありがとうございました。」と伝えるべきでしょう。

よって目上の人に対して挨拶する時は「お疲れ様です」が正解です。

 

お疲れ様とご苦労様

 

日常でもビジネスマナーとしても、
間違った使い方をしては恥ずかしいですね。

違いをきちんと理解し、使い分ける事が大切ですね!

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