岩下志麻さんといえば、現在も着物姿を浮かべる和服美人。
生活感を感じさせませんが実は大きな娘さんがいます。今、
再ブレークの坂上忍さんとは昔ある仕事で大変だったんです。

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岩下志麻(いわしたしま)さんプロフィール

目次

本名:篠田志麻
生年月日:1941年1月3日
出身地:東京都中央区
身長:165cm
最終学歴:成城大学文芸部中退
所属:グランパパプロダクション

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デビューは、テレビドラマの方が先だった岩下志麻さん。
映画は2年後の1960年ですが1976年までの16年間、松竹の屋台骨を
支える女優として大活躍されます。その実力は名監督も絶賛。

小津安二郎監督は岩下志麻さんの女優としての素質を見抜き、
「10年に1人の逸材だから大切に育てるように」と幹部達に語られたとか。
海外でも小津監督に評価された女優として今でも有名だそうです。

 

岩下志麻さんといえば、皆さん「極道の妻たち」シリーズへの出演や
メナード化粧品のCMを思い浮かべるのではないでしょうか?
志麻さんの変わらぬ実力と美貌が仕事の長続きの素、と言えますかね。

1967年に映画監督の篠田正浩さんと結婚された岩下志麻さん。
2007年に結婚生活40年を迎えられています。女優の仕事を完璧に
こなしながら家庭もしっかりと守り続けられていられて素晴らしいです。

 

趣味は一人旅、携帯電話のメール、陶芸だそうです。
特に携帯電話のメールは、絵文字を駆使するといった使いこなしぶりで、
メル友ではドラマ共演で知り合ったナイナイの矢部浩之さんが有名です。

役柄では激しい、気の強いキャラクターが多い岩下志麻さんですが、
実際は、正反対のおしとやかでのんびりした性格だそうです。
実際とは全く違う役作りを完璧にこなされて本当に素晴らしいですね。

 

映画『鬼畜』では、役作りとして撮影中絶対に子役に優しくするなと
野村芳太郎監督に厳命され、子役へのトラウマを心配されていたそうですが、
子役の方に成人後バラエティー番組で再会し安心できたそうです。

このように優しく、多彩な顔を持ち趣味も豊かな岩下志麻さんは、
途上国の子どもたちを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンの
チャイルド・スポンサーシップを通して、国際貢献もされています。

 

日本を代表する女優として有名な岩下志麻さんは今まで、
数々の賞を受賞され、テレビ、映画舞台と活躍されてきました。
2004年には紫綬褒章、2012年には旭日小綬章を受賞されました。

 

「生活感のない」を維持する現在

あまりの美しさに「生活感のない」とよく評される岩下志麻さん。
70代の現在もおきれいですよね。どうしたら美貌を維持できるのか。
生活感は別にして美貌維持をできる方法を教えてもらいたいですね。

さて現在も維持、継続中である「生活感のない」岩下志麻さんの美しさ。
夫の篠田正浩監督に「家では何もしなくていい」と言われ、
家のことは家政婦さん任せだったとか。岩下さん、嫌々の受諾だったそうで。

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監督としての発言か、夫が妻を崇めていることからくる発言か。
いくら監督として妻を女優と見ていたとしても、結婚すれば、
妻は妻。家のこともしてもらいたいと思うのが人情でしょう。

それをせずに岩下志麻さんの美貌を現在まで守っている篠田監督。
いくら奥さんを愛していてもなかなか実践できることではありません。
女優としても妻としても守りきる深い愛情を感じてしまいます。

 

普通の方ならば美貌を維持しつづける妻の女優の顔を口では
否定しないまでも、次第に気持ちが遠のくパターンの方が多いはず。
現在も志麻さんが美しくあるのは篠田監督の魔法の言葉の為だと思います。

結婚をして40年以上。現在もこの魔法の言葉が生きているからこそ、
岩下志麻さんの生活感のない美貌は過去も現在も続いているのでしょう。
現在も続く岩下志麻さんへの篠田監督の愛に脱帽です。

 

岩下さんは「普段野菜や果物をとり、あまり肉は食べなくて、
豆腐ともずくを毎日食べる」とも発言されています。ご主人の愛以外に
ご自身も努力されているのも現在の魅力につながっているのですね。

 

突然欲しくなった「娘」

ご主人に「家ではなにもしなくていい」と言われた岩下志麻さん。
1973年6月に娘を出産、孫はなんと2人いらっしゃいます。
え?岩下志麻さんが娘?そして孫まで?なんてお美しい母親かつ祖母。

夫がいらっしゃるのはまだ理解できても娘と孫とまでくると。
なんだか信じられません。出産は32歳の時で、急に子どもが欲しくなり
運良く恵まれたそうです。岩下さんは愛情あふれる方なんですね。

 

娘が5歳ほどまで成長した時に女優業を続けるべきか悩んだ志麻さんは、
ご主人に相談しますが、女優を続けるべきと言われ、続けました。
ご主人は娘を持っても「岩下志麻という人生」を選ばせたのでしょうね。

妻として愛しながらも女優としての岩下志麻さんを愛したのでしょう。
流石、小津安二郎監督から太鼓判を押された女優さんです。
娘がいても女優としての道を歩むのが夫にも当たり前だったのでしょう。

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岩下志麻さんの娘さんは中等部から慶應で、高校へは主席で入られました。
頭の切れる方だそうで、慶応大学経済学部卒業後は大手広告代理店に、
勤務されたそうなので、社会人を経て結婚されたのだと思います。

お孫さんは2人いて小学生くらいのようです。ご自分のことは、
志麻ちゃんと呼ばせていらっしゃるそうです。確かに「ばあば」や、
「おばあちゃん」とは恐れ多くて呼べません。ナイス判断です。

 

下のお孫さんが時代劇に凝っていてたまに「しまのすけ」と
呼ばれたりもするそうです。身内ならではの親しさですね。
岩下志麻さんが「しまのすけ」。なんだか可愛いですね。

 

天才子役、坂上忍さんのお相手

岩下志麻さんで検索すると必ずと言っていい程坂上忍さんが
出てきますね。現在毒舌キャラでバラエティに活躍されている
坂上さんがなぜ大女優の岩下志麻さんとセットになるのでしょう?

坂上忍さんは子役出身の方です。子役の頃は彼の可愛さを、
堪能されたり少年から青年の頃のカッコよさにアイドル的な
魅力を感じた方も結構いらっしゃったのではないでしょうか?

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天才子役として活躍されていた坂上忍さんですが、実はその天才ゆえに
大人の役者へどう脱皮するか大変悩まれていたようです。
そんな時に岩下志麻さんとの仕事が舞い込んでいたのです。

映画「魔の刻」のオファーでした。超一流のスタッフに、
大女優岩下志麻さんとの共演。かなり大人な内容だったので、
役者としての今後を考え、坂上さんは快諾されました。

 

公開された映画はかなりセンセーショナルなもので、当時は
かなり話題になり、現在でも坂上忍さんと岩下志麻さんが並んで
語られる程の問題作として記憶に残っているのです。

美貌の大女優岩下志麻さんと大人へと脱皮しつつある坂上忍さん。
バラエティで活躍されている現在の坂上忍さんを見ると信じられませんが、
ちゃんと俳優さんをしていらっしゃったんですよ。

 

昔の岩下志麻さん

ストレートな表現ですが、本当にお綺麗です。
ただお綺麗なだけではなく、純情可憐、上品でうっとりする
清純派美少女です。昔だけでなく現在も通用します、絶対。

あまりの可憐さに可愛いと思う女優さんたちが色失せる程の
衝撃を受けました。端正な顔立ち、現代の若者には到底、
出せそうもない色っぽさ。これぞ大和撫子、恐るべし昔とでも言いますか。

 

小津監督が「10年に1度の逸材」とおっしゃられたと先程紹介しましたが、
実は俳優としての演技のことよりも、立ち姿の美しさ、表情のりりしさを
兼ね備えたかわいこちゃんの意味合いが強かったらしいです。

世界的に著名な小津監督に認められたというのは相当凄いことでは
ありますが、素晴らしいかわいこちゃんと評した女優さんが、目力が凄く
演技力も高い美貌の女優に成長。昔の方は想像できたでしょうか?

 

最初は外見の美しさ先行での活躍だったかもしれませんが、
昔からの外見だけに頼ることなく、数多くの役柄をこなし、
努力をされてきたからこそ、今の女優岩下志麻があるのでしょう。

かわいこちゃんの逸材と評された小津監督ではありますが、
岩下志麻さんの女優としての才能にも気づかれていたようです。
岩下さんの演技づくりの根底になっているという言葉を送られています。

 

「人間は悲しいときに、悲しい顔をするんじゃないよ。
人間の喜怒哀楽っていうのは、そんなに単純なもんじゃないよ」
実は昔の岩下志麻さんに無限の可能性を見出していたのでしょう。

NHK・BSプレミアムの新春連続ドラマ「鴨川食堂」に
ご出演される岩下志麻さん。主演は活躍目覚ましい忽那汐里さんです。
彼女も若手実力派女優さんです。かなり期待したいドラマですね。

 

「鴨川食堂」の試写会出席をキャンセルされ、大変心配しましたが、
持病の胆石が急に痛み出したそうです。急な痛みの為の入院、
だそうですが検査の結果、胆のう炎の恐れはないそうです。

ドラマの収録がまだ残っているそうですが、岩下志麻さんは、
「1月の収録には間に合わせます」と話されているということで安心しました。
久々の岩下さんのお姿、見たいのでこのドラマはとても楽しみです。

 

容色の衰えというものを全く感じさせない岩下志麻さん。
新しいドラマの出演も決まり、一視聴者として本当にうれしいです。
今後のご活躍が本当に楽しみです。期待しております。

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