端正、ニヒル、二枚目の名を欲しいままにしてきた田村正和さんも
現在は70代。数々のドラマで活躍されました。しかし近頃その声に
ある不安説が出ており、若い頃には出なかったものなので心配です。

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田村正和(たむらまさかず)さんプロフィール

目次

本名:田村正和
生年月日:1943年8月1日
出身地:京都府京都市右京区出身
身長:174cm
最終学歴:成城大学経済学部卒
所属:新和事務所

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俳優阪東妻三郎さんを父に、兄に田村高廣さん、弟に田村亮さんと
俳優として名門の出である田村正和さんは二枚目俳優として現在も
世間では知られた方であります。とても70代には見えません。

「眠狂四郎」などのニヒルなものからホームドラマでのコミカル役、
「ニューヨーク恋物語」に代表される正統派二枚目もの、新境地を
広げた代表作「古畑任三郎」と多岐に渡り活躍をされています。

 

9歳でお父様を亡された正和さんにとっては父同然だった18歳年上の兄、
高廣さんの映画の撮影を見学に行ったのが芸能界デビューのきっかけです。
スカウトされるとそのまま見学に行った映画の端役で出演をされています。

正式デビューは成城学園高校在学中の映画「永遠の人」でした。40代での
ホームドラマでのブレイクまではニヒル、正統派二枚目として俳優を
されていた彼は私生活を公表しないため、神秘的な魅力も売りでした。

 

その田村さんが路線を完全に覆したのはドラマ「うちの子にかぎって」。
少々頼りない優柔不断な先生役が見事にはまり大ヒット、その後の
コメディドラマの主演が役者としての幅が広がるきっかけとなります。

お父様が映画の大スター、お兄様もドラマも出演されていましたが、
映画で活躍もされています。しかし正和さんは自身をテレビ俳優と
位置づけており、テレビドラマの方が気持ちが乗ると言われています。

 

テレビドラマ界随一の主演スターとして、ドラマに出演する度に
注目をされ、その地位を維持し続けてきた田村正和さんが男女共に
支持されているものといえば古畑任三郎シリーズでしょう。

あまりに人気がありすぎた為にスペシャルも含めて10年以上も
演じ続ける当たり役となってしまい、止め時が本当に大変でした。
和製刑事コロンボの古畑任三郎、お茶目で素敵でしたからね。

 

古畑任三郎は本当に大人気でいつまでも語り継がれる人気キャラですが、
その人気のすさまじさは数多くの芸人達以外にも私的に交流のある、
SMAPの木村さんが彼の真似をすることなどからもよくわかります。

見た目からはわかりませんが、田村さんも70代。ドラマの出演は、
フジテレビ、テレビ朝日、TBSの3社にしぼり、無理のないように
仕事を選んでされているとのことです。

 

色々噂される「現在」ですが

いつまでも豊かな黒髪で若々しいイメージの田村正和さんに、
現在、一気に老いたという声が聞こえ始めました。往年に比べ、
仕事をスペシャルドラマに厳選して姿を見せないせいでしょうか?

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撮影現場でも静か、全く動かないとの評判は現在だけでなく、昔も
あったのですが。お年も70を超えられたので、ついそういった見方に
なってしまっただけなのではないかと推測もすることができます。

 

撮影での様子以外に現在、老いたと噂される原因はないかと考え、
調べましたら、「老い支度」として父が眠る墓とは別に、自分の
墓を神奈川県内の霊園に購入したとの情報が出てきました。

生前に墓地を用意する人はあまりいないので、このことが現在囁かれる
老いの噂の原因になったのかもしれませんが、仕事においてセリフのNGを
しない実直な田村さんならではのシビアな考えの現れかもしれません。

 

「田村正和」でいるのは疲れと語っていたとの話も聞こえてくるのも、
毎日の散歩をゆっくりとされているのも現在の老いの噂になっている、
とも考えられますが、それを差し引いても年齢よりは若いと思います。

 

うれしい「ドラマ」出演

これが最後のドラマになるかもしれないからと、一作入魂の思いを込め、
常にドラマの仕事をされているという田村正和さん。この考えからも
彼の真面目かつプロとしての誇りを持ち続ける性格がわかります。

以前の「国選弁護人」が最後のドラマか、と言われていましたが、
2016年もドラマの仕事を見事にされています。松本清張の原作の
二夜連続のドラマスペシャルで「黒い樹海」の方に出演されます。

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ドラマのことを振り返りながら司会の下平さやかアナウンサーへ
突然結婚の逆質問をされ、ドラマの制作発表の場が爆笑に包まれ、
話題になっていましたね。カッコ良さにお茶目が足されてgoodです。

 

心配された「声」

独特な甲高い声と冒険心は親父ゆずりと本人も語られていますが、
その声が不安視されているそうです。撮影現場においてスタッフが
イスごと田村さんを移動との笑い話も不安視の元に繋がったのでは?

ずっとノドの調子が悪い、セリフがかすれてわからりにくいとの声が
「告発〜国選弁護人」出演時にかなり上がっていたようですが、今回の
下平アナへのツッコミの時にはそれにつていは指摘がありません。

 

声が本当にかすれ、聞き取れない状態ならば田村さん級の俳優ならば、
新しい仕事は断っているはず。ますは松本清張のドラマを見てみて、
彼の声をじっくり確認してみるというのはいかがでしょう。

 

苦労のあった「若い頃」

阪東妻三郎の息子であり、田村高廣の弟でありながら、若い頃は、
地味で暗い、声があまり通らないと成功には程遠かったと聞き、
驚きました。活躍は70年代のテレビドラマからだそうです。

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若い頃の田村さんは高校時代は密かに女子に光源氏と憧れられる
容姿と聞いていましたので、まさかそんな苦労があったとは
すぐには信じがたいのですが、本当の話だそうです。

 

若い頃に地味で暗いと言われた容姿は70年代の「眠狂四郎」のクール、
憂愁の貴公子と呼ばれる役柄へとつながったのですから、人の持つ
雰囲気やその時代の好みとはなかなか面白いものですよね。

とにかく若い頃に時代の波に押しつぶされることなく活躍の場を
みつけ俳優を続けてくださって本当に助かりました。正和さんの
いないドラマ界なんて今では想像できませんからね。

 

おしゃれな服装や髪型が常に取り上げられ憧れの俳優であり続ける
田村正和さんは俳優の家庭で生まれ育ちましたが、その恵まれた
環境にあぐらをかかずに数々のイメチェンを繰り返し成功しました。

現代劇でおなじみの独特の髪型、時代劇での総髪のカツラなど、
自身のスタイルにこだわりを持ちつつも様々な役をドラマにて、
引き受けるなど、そのプロ意識は尊敬に値するものがあります。

 

現在では私生活や家族を公表し一般人との距離が近くなっている
芸能界では田村さんの他人の前では食事をしない、家庭のことなど
プライベートを公表しない姿勢は昔堅気とも古いとも取れるでしょう。

しかし元々、芸能界とは憧れの存在で、だからこそ未だにそれを目指す
人々が絶えないのです。田村さんの古いとも言えるこの姿勢は本来の
芸能人として俳優としては正しい姿なのかもしれません。

 

ただ、インタビューはとても気を使う、と言われたり、余暇は自宅で
焚き火をする、休日は家でお酒を飲みつつ過ごすと言われているので、
一線を引いているのは恥ずかしがり屋なだけかもしれません。

田村正和さんはドラマ出演をされる度に、話題を振りまき、その
人気の程がわかる貴重な俳優さんです。これからもこのペースで
長く俳優を続け、私達を楽しませ続けて欲しいと思います。

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