フレックスタイム制とは、本当に日本人には合わない制度なのでしょうか…?
基本的にメリットの多い制度ですが、コアタイムの導入で
デメリットの解消にも繋がるかと期待できますね。

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フレックスタイム制、コアタイムとは?

目次

フレックスタイム制とは、1ヶ月の
労働時間を定め、その中で自由に
退勤や出勤ができる制度のことです。

フレックスタイム制には、フレキシブル
タイムとコアタイムがあります。

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フレキシブルタイムとは、出社退社の
時間が自由に定められている時間帯。

コアタイムとは、フレキシブルタイムに
対して必ず出勤しなければならない
時間帯のこと。

 

コアタイムとは、必ず定めなければ
ならない訳ではありません。

すべてがフレキシブルタイムの
場合もあります。

 

ただし、勤務時間のほとんどが
コアタイムの場合は、フレックス
タイム制の定義には入りません。

 

フレックスタイム制のメリットデメリットは?

メリット
通勤時間をずらすことにより、
通勤ラッシュを避けられる。

フレックスタイム制のメリットとして
まず挙げられるのが通勤時間帯。
フレックスタイム制を導入している
職場のほとんどが、通勤、退勤ラッシュ
時にフレキシブルタイムを設けています。

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これによって電車の混雑や道路渋滞と
いったストレスがなくなりますね。

働き方の自由化により、働く人の
個性を出すことができる。

 

急な病気で病院へ行く必要ができた、
または家族を病院へ送らなければならない。

歯医者の予約が日中しか取れない、
そのような場合は、フレックス
タイム制の場合は有給を取る必要も
ありません。

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閑散期と繁忙期で労働時間の調整が

でき、仕事効率がアップする。

用事を終えてから出勤し、規定通りの
勤務時間をこなせば良い訳です。

 

そうすることによって、用事を済ます
ことができる、職場に気兼ねしなくても
良い、さらにはプライベートが充実する
といった、ストレスのない生活を送る
ことができます。

残業を減らすことができる。
1日に何時間働く、ではなく月の
トータル時間で考えるので、
閑散期と繁忙期で時間を有効活用する
ことができます。

 

その結果的、残業を減らすことができます。

フレックスタイム制はメリット
ばかりではありません。

デメリットもあります。

 

デメリット
他の会社と業務提携がやりにくくなる。
他社との打ち合わせなどが多い企業では、
フレックスタイム制は敬遠されがちです。

特に急な打ち合わせが入っても担当者が
まだ出社していない、退勤してしまった
という可能性もあります。

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そのような時を考え、コアタイムの導入、
なるだけ事前に予定を合わせるなどの
努力をしている企業もあるようです。

社内の連携もとれにくくなる。
また社外だけではなく、社内連携も
とりにくくなる傾向にあります。

 

メールやネットワークなどを積極的に
利用して、社員間の情報の齟齬が
ないようにします。

時間にルーズな社員が出てくる。
出勤、退勤時間が自由になると、自然と
午後から出勤して深夜に退社する
社員も出てきます。

 

フレックスタイム制だからと言って
時間にルーズな場合、他の面でも
ルーズになってしまう場合も
危惧されています。

遅い出勤になりがちな社員は、仕事に
影響が出ていないか気をかけて
いく必要も出てきます。

 

電気代などの設備にかかるコストが増える。
設備の使用時間な長くなりますので、
設備費は確実に上がることが考えられます。

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