Google主催の月面探査レースに
東北大学大学院の吉田和哉教授を
リーダーとするチームHAKUTOが参加。
2017年末は要チェックです!

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Googleスポンサーのの月面探査レースとは?

目次

民間の月面探査レース「Google Lunar
XPRIZE」(GLXP)にGoogleがスポンサーに
なっているのを知っていますか?

月面探査レースは2007年に開始。
民間出資によって開発されたロボット
探査機で月面を走行し、より詳細な
データを地球に送るのがこのレースの
目的。

2017年を期限に各国の民間の研究施設が
月面探査機の技術開発を競い合って
います。

 

月面探査レースには、

・民間資金で開発したローバー(探査車)を
月面に着陸させる。

・着地地点から500m以上ローバーを
自動操縦させる。

・月面の模様を撮影した高解像度の
動画と静止画を地球に送信する。

この3つのミッションが求められて
います。

 

優勝賞金は2000万ドル。日本円にして
およそ22億円。

2位は500万ドル、ほかにもボーナスで
合計で400万ドルの賞金があるとか。

月面探査レース「GLXP」はGoogleと
Xプライズ財団が民間の宇宙開発を
拡大することが目的です。

 

月面探査レースをきっかけに、ゆくゆくは
民間の有人飛行、そして宇宙旅行や移住の
実現を目指しているのでしょう。

月の土地も買える時代です。(しかも
結構リーズナブル)

 

月に気軽に行けるようになれば
スゴイことですね。

夢が広がります。

 

 

東北大学教授らが参加のチームHAKUTO

月面探査レースはすでに始まっています。
2017年1月の時点で16チームから5チームに
まで絞られています。

その1チームが東北大学や民間の
研究機関などで構成されるHAKUTO。

HAKUTOとは白兎のことで、月には
ウサギがいるとう日本の言い伝えから。

 

HAKUTOを立ち上げたのは袴田武史さん。
名古屋大学とジョージア大学で
宇宙工学を学び、日本と欧州の
開発チームを経てHAKUTOを立ち上げ
ました。

他にも「はやぶさ」プロジェクトにも
携わった東北大学大学院の吉田和哉教授を
リーダーに、東北大学の研究生、宇宙ベンチャー
ispace社の研究者ら総勢100名が集まり、
探査機「SOTATO(ソラト)」を開発。

 

KDDIも技術協力に加わり、日本最高峰の
技術で挑みます。

SORATOは2017年12月にインドから打ち
上げる予定です。

月面の環境を考え、あらゆる事故や
トラブルにも対処できるように
独自開発を突き進め、GLXPから
中間賞(マイルストーン賞)として
50万ドルを獲得。

 

さらなる技術開発の足掛かりに
なっています。

HAKUTOの他にもTeam Indus(インド)、
SpacelL(イスラエル)、Moon Express
(アメリカ)の5チームが参加。

 

その中でもHAKUTOが一番優勝に
近いと言われています。

しかしレースは最後までどうなるか
分かりませんね。

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東北大学大学院の吉田和哉教授ってどんな人?

日本、いいえ世界の航空宇宙学の
パイオニア吉田和哉教授には日本国内外
から学生が集まっています。

吉田和哉教授は小惑星探査機「はやぶさ」や
人工衛星「雷神」などの開発に携わって
きました。

宇宙へ探査機を飛ばすとなると、大規模な
国家プロジェクトで開発費用も天文学的な
額になるというイメージですが、
吉田和哉教授は長年の技術開発の中で
開発期間も予算も大幅に減らし、
かつ高性能な探査機を生み出しました。

吉田和哉教授はGLXPの月面探査レースにも
大変な意欲を示しています。

 

SORATOの開発もすでに最終段階に
入っているようです。

打ち上げ、そして月面探査レースまで
目が離せませんね。

結果はどうあれ、SORATOが月面まで
届けば、東北大学や吉田和哉教授の
名前はさらに世界に響き渡ること
でしょう。

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