紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の効果や違いとは？デメリットやアレルギー対策も調査！

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤があるのは知っているけど
効果や違いなどはどういうところにあるのでしょうか？
また、それぞれのデメリットや紫外線吸収剤の
アレルギー対策についても調査しておきましょう！

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の効果の違いは？

まずは、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の
違いや効果の出方についてみていきましょう。

紫外線吸収剤とは、その名の通り紫外線を
自分の体に吸収し、化学反応を起こしてUVカットを
行う成分のことです。

対して紫外線散乱剤は、その名の通り
紫外線を散乱させ、体の中にすら取り込ませない
はね返す効果があります。

 

製品によっては、どちらも配合しているという
ものもあります。

効果の違いで選ぶよりかは、自分のお肌が弱いか
どうかで選ぶというのが無難ですね。

紫外線吸収剤にしても、紫外線散乱剤にしても
結局のところ丸一日効果が続くわけではなく
塗り直す必要があるという点では違いはありません。

 

紫外線吸収剤が入っていても平気な人もいれば
紫外線散乱剤の方が肌に合わないという人もいます。

あとは、シーンによって使い分けるという方法もあります。

普段使いの日焼け止めであれば紫外線散乱剤で十分ですが
海や山などレジェーに行く場合は汗にも強い
紫外線吸収剤がいいですね。

それぞれのメリット・デメリットとは？

ひとまず、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違いが
分かったところで今度はそれぞれのメリット・
デメリットを見ていきましょう。

やはり、一概に「こっちの方がいい」というのはなく
どちらにもメリット・デメリットは存在します。

紫外線吸収剤のメリットは、伸びがよく使用感がいいこと、
そして肌に塗っても白くならないことです。

 

日焼け止めで伸びがよく、白くならない
というのはポイント高いですよね。

対して一番のデメリットは、肌への負担が高いことです。

そもそも、紫外線を肌に取り込んで化学反応を起こす成分なので
微量の熱が発生したりして、敏感肌の人にとっては
かなりの負担になります。

 

それにより、塗った時に刺激を感じたり
肌トラブルを引き起こしてしまうことも。

高いUVカット効果があるだけに、肌への刺激も高くなって
しまいますね。

紫外線散乱剤のメリットは、何よりも低刺激であること。
紫外線吸収剤との一番の違いですね。

 

ノンケミカルと呼ばれる天然成分なので、肌荒れもしにくく
敏感肌や赤ちゃんにも使えます。

デメリットとしては、お肌に優しい分、紫外線吸収剤よりも
効果が低いところです。
汗で流れてしまったりもします。

あとはすべりが悪いなどの使用感が悪い点と
白くなりやすいというところでしょうか。

 

ただし、紫外線散乱剤についてはデメリット改善のための
商品も出てきていますので、これからに期待です。

基本的にはやはり、肌に使うものは合う、合わないが
人によって違うのでシーンや、自分の肌状態などに
よって使い分けることが重要ですね。

肌が弱い人は紫外線吸収剤不使用、ノンケミカルが
おすすめです。

紫外線吸収剤のアレルギー対策

最後に紫外線アレルギーがあるという人の
アレルギー対策についても知っておきましょう。

紫外線アレルギーがある人にとって、日焼け止めは
必須ですよね。

たった30分ほどでも紫外線を浴びると、反応が出てきてしまいます。

 

気を付けなければいけないのが
紫外線アレルギーの人は紫外線吸収剤の日焼け止めは
使わない方が良いということです。

紫外線吸収剤が起こす化学反応がアレルギー症状を
悪化させてしまう可能性が高い為ですね。

アレルギーがない人でも肌荒れを起こしてしまう成分
なのでアレルギーがある人は特に気を付けないといけません。

 

基本的には紫外線散乱剤を使った方が安心ですね。
オーガニックの日焼け止めもおすすめです。

紫外線散乱剤を使った、ノンケミカル化粧品なども
出ているので、女性はそちらもチェックしておくと
安心です。

また、紫外線散乱剤の日焼け止めは
ぬるま湯や石鹸で簡単に落ちるものも
多いので、落とす時にも刺激が少なくていいですね。

まとめ

様々なものにメリット・デメリットは存在します。

悩んだときには、ひとまず紫外線散乱剤（ノンケミカル）の
ものを選んでおけば安心かもしれません。

日焼け止め購入の際は、しっかりと成分などを確認し
自分に合ったものを選ぶようにしましょう。