又吉さんは芥川賞受賞後もピースのボケで活躍中で、彼のツイッターは
以前から「深い」と人気があります。やはり印税は相方がネタにしましたね。
ところで、小倉の読みは「こくら」それとも「おぐら」どちらでしょう?

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又吉(またよし)さんプロフィール

目次

本名:又吉 直樹
生年月日:1980年6月2日
出身地:大阪府寝屋川市出身
身長:164cm
最終学歴:北陽高等学校卒、放送大学教養学部修了
所属:よしもとクリエイティブ・エージェンシー

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サッカーの強豪北陽高等学校の監督に嘘をついてまでお笑いの世界に
入った又吉さん。現在はお笑いタレントピースのボケ担当の他、脚本家、
俳人そして小説家と多彩な才能で活躍をされています。

2015年、芥川賞を受賞したことは皆さんの記憶に新しいと思います。
記憶どころか読んだ、という方がかなりいらっしゃるのでは?
元々芸能界随一の読書家でエッセイも上手でしたが、ここまで来るとは。

 

ピースとして出始めた頃はその独特な雰囲気と容貌から女性受けは、
あまりしていなかったように記憶しています。相方の綾部さんが、
正統派の整った顔をしていたので、余計に目立ったのでしょう。

しかし、だんだんとその雰囲気は吉本のオシャレ番町へ格上げされ、
その読書量でお笑い以外の仕事もするようになり、又吉さんが本の帯を
書くと売れ行きが違う、とまで言われる程の知性派へと変化します。

 

ピースの時のボケとお笑い番組で見せる身体能力の高さとのギャップも
良かったと思ってますが、ピースでのボケぶりと芥川賞作家というのも
ギャップがすごいので又吉さんの魅力はギャップにあるのかもしれません。

ご両親は父は沖縄県、母は奄美群島加計呂麻島出身だそうです。彼から、
駘蕩とした雰囲気を感じるのはご両親が南の島出身だからでしょうか。
自分の貧しい家庭環境のことを堂々と公表しているのもその穏やかさ故?

 

小学生の頃からサッカーを始め、強豪校の北陽高等学校に進学するまで
その実力を伸ばした又吉さんですが、国語の実力テストで偏差値75を取り、
全国トップになったことも。昔から小説家の片鱗は出ていたのですね。

北陽高校で副キャプテンを務め、大阪府代表としてインターハイにも
出場する実力であったので、監督は大学推薦で進学を勧めたのですが、
なんと嘘をついてまでもNSC東京校の5期生として入学をします。

 

実は誰もが認めるサッカーの実力がありながら、夢はお笑い芸人だったのです。
大阪府出身で東京NSCを選んのは、高校サッカー部の監督が吉本興業にも
顔の利く人物であったからだとか。先生が吉本と知り合いって大阪らしいですね。

放送大学教養学部に進学したのはてっきり、勉強をしたいからだと
思っていましたが、監督に嘘がばれないためのカモフラージュだとか。監督の
愛情を裏切るのも心苦しく感じてた又吉さんなりの優しさなのでしょうか。

 

昔から女性の気持ちがわからないと告白している又吉さんはとりあえず、
人を愛す準備は出来ている、そうです。恋愛ってそんな準備をしてから、
するものではないような気がしますが。気持ちが難解すぎます。

その女心をわからないせいか元ジューシーズの児玉智洋さん、
パンサーの向井慧さんとルームシェアをしていますね。この同居は
かなり有名で男3人の共同生活が「ほっこり」するとかなり評判です。

 

しかしそのルームシェアを解消するという話が出ています。
「ボクらの時代」に3人で出演し、同居生活を解消することを発表。
居心地が良すぎるる為、3人の為にはならない、からだそうです。

特に児玉さんの努力が見られないのが又吉さんは心配されており、
向井さんも同居解消には賛成のようです。児玉さんだけは未練が
ありそうですが。ルームシェアの写真、本当に仲良さそうです。

 

でもお笑いの世界に身を置く者としてはぬるま湯の楽しさは禁物、
ということなのでしょう。同居を解消しても3人の良い雰囲気を
維持しつつ、成功し、その後も仲良しな姿を見ていきたいです。

現在、その生活様式が全てといっていい程好意的にとられる
又吉さんは、数誌で書評やコラムを担当、神保町花月でも数々の
脚本を手掛けています。ツイッターのつぶやきも絶好調と大忙しです。

 

2015年に芥川賞受賞で起こった「火花」のブームは今だに続き、
2016年には有料動画配信のNetflixと吉本興業によって映像化されると
発表、Netflixによって独占配信などまだまだ下火にはなりそうにありません。

 

古風な趣味が共通の「ピース」

「線香花火」が解散し、お笑いは諦めようとしたところを綾部祐二さんに
声をかけられピースを結成しました。綾部さんの熱いプッシュがあってこその
現在なんですね。綾部さん熱いプッシュ、ありがとうございます。

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又吉さんはダウンタウンに関しては太宰治と同じような衝撃を受けた、
といいます。確かにダウンタウンの笑いは素晴らしいと思いますが、
太宰と比べるとは。どこを比べたのか?着眼点が普通と違いますね。

 

「しゃべくり007」出演後から、徐々にブレイクし、「ピカルの定理」が
始まり、ピースの快進撃が始まります。とても面白いコンビなのに、実は
キングオブコントでは暫定1位にはなったものの準優勝なんですよね。

2010年M-1グランプリでも暫定3位になるものの、結果は4位、この「暫定」が
微妙な感じでかえってピースの味になっているような気がします。面白いのに
決して1位になれない、なんだか笑える立ち位置でGOOD!と言いたくなります。

 

又吉さんはしばしばひとりで寺社参拝をするそうです。確かにそんな
雰囲気ですね。言われると「やっぱり」と思います。実は綾部さんも
寺社好きなんだそうです。軽い感じの綾部さんも同じ趣味だったなんて。

意外なところで趣味が同じピースの2人ですが、特に大の京都好きで
一番のお気に入りは知恩院だとか。又吉さんの知恩院のストラップを
綾部さんが見かけ盛り上がったのが仲が良くなったきっかけだそうです。

 

京都に行きたくてファンツアーを企画実行した事がある程の2人の夢は
ボケ等一切無しで京都案内番組をすることだそうです。この夢は、
かなり昔から夢見ているものなので、早く実現するといいですね。

知恩院干支ストラップは現在も所持しており、知恩院の土産屋では
「ピースも持っている」と貼り出されているんですよ。2人には公認の
張り紙らしいです。将来の京都案内番組の布石になるといいですね。

 

名文の宝庫「ツイッター」

じわじわくるツイッターが人気の又吉さんは芥川賞受賞前から
エッセイや本の批評が面白いと評判でした。ツイッターを
見ている人達も彼の文学性に惹かれて覗きにくるようです。

つぶやかれる日常の一コマはなんとも素敵な風景画のようです。
きっと見ている物は同じなのに切り取り方が違うのでしょう。
すべらない話や面白い話が、どこか文学的に消化されています。

 

ツイッターの文章で又吉さんの世界観をファンは共有する事が出来、
「又吉さんのツイッターは名文ばかり」と絶賛されるようです。
ツイッターの名文をまとめたサイトもあるくらいですから。

彼くらいのセンスがあって心のうちを表したり、読む人の共感を
得られれば、ツイッターから癒しをもらいたい、そう望む人々が
いる限り、又吉さんのツイッター人気はずっと続くはずです。

 

失礼のない「印税」の渡し方って?

「火花」の売れ行きは本当にすごいものでしたね。いくら個人の
稼ぎとはいえ、相方としての内心はどうだろうと思っていたら、
既に綾部さんはネタとして印税について語っていましたね。

平成27年上半期の芥川賞候補だった頃にはちゃっかり印税は10%もらう
約束だと言ってすぐさま勝手に決めないでくれと却下されてました。
コンビとしてお金は失礼、他の形で返すとセンス良く返していました。

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綾部さんの印税10%要求はあまり嫌味に聞こえず、この後、芥川賞作家に
なってもマネージャーだとか付き人だとか旬じゃないとか自虐ネタを
堂々とされています。これは彼らの仲の良さがなせる技なのでしょう。

通常、コンビの片方が売れた場合そのことに対して触れないせいで
かえってあまりコンビの空気から良くないものを感じるのですが、
綾部さんが堂々と自虐ネタを披露してくれるお陰でそれはないです。

 

いくら又吉さんがお笑い以外で印税を稼ごうと2人にはずっと
このままでいて欲しいです。だって京都案内番組見てみたいもの。
きっとそう思っている人達、多いと思いますよ。絶対。

 

「小倉」とのバトルかフジとのバトルか

両親が沖縄と奄美出身だから福岡の「小倉」も関係ある土地かと
一瞬誤解しましたが、「とくダネ!」の「小倉さん」のことですか。
川柳で喧嘩されたようですが。いったい何が起きたのでしょう。

「お」っさんの愚痴(「ぐ」ち)効く朝は楽(ら)じゃない(又吉作)
「また」朝か夜(「よ」る)も遊ばず「司(し)」会業(小倉作)
こんなやりとりが「とくダネ!」であったのです。でもなぜ川柳?

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実はこの川柳対決、とくダネスタッフの無茶ぶりからきているのです。
三島由紀夫賞の落選の気持ちを川柳で表せと迫り、やんわりとダメ出し
されていました。これをまたやったので川柳対決が勃発、となったのです。

しかし芥川賞候補で無茶ぶりは「芸人と俳人」の刊行記念イベントで
共著の俳人の堀本裕樹さんもおり、この場はその話題ではないと判断、
自分は小説家で俳句のプロではないと断る意思表示をキチンとしました。

 

とくダネスタッフはまだ芸人が小説を書いた、との考えを引きずって
いたのではないでしょうか?無茶ぶりをしても芸人又吉さんなら
快く川柳をひねり出し場を盛り上げてくれると考えたのでしょうね。

しかし、この場においては彼は文人ではあるが芸人ではないのです。
なのに俳句の話をしている最中に小説の賞について質問した為、
つい態度を硬化させ、質問の拒絶つながったのだと思います。

 

ただその部分的なVTRだけをスタジオで見ていた小倉さんには
その真意が伝わらず、もう芸人じゃなく小説家気取りか的に
とったのでしょう。ここで終わっていれば良かったのですが。

ネットで批判を受けたにも関わらず、フジは公式ブログで、この
話を上手く活用、悪気のないお願いで通し、2度スルーされたが
3度目もやると、「とくダネ!」の宣伝に使ってしまったのです。

 

又吉さんもこれ以上まとわりつかれると面倒と感じたのか、
自信のツイッターで「おぐら」を使った皮肉な川柳を披露し、
小倉さんも川柳で返したのことが川柳対決の真相のようです。

川柳対決などと「とくダネ!」ブログ内で煽られても、冷静に
大人の対応で上手く2人共遊んだけならジョークで済みますが。
無茶ぶりは相手の気持ちを理解してやらないと気持ちよくないです。

 

まあ、これらの騒動は芥川賞受賞前の話なので、フジもこんな
無茶ぶりはもうやらないでしょう。なんでも番組の宣伝ネタで
使うのはテレビ局としてどうも、具合は良くない気がします。

小倉さんが川柳を発表した時、菊川さんが「でも、夜遊んでる」
と突っ込み、小倉さんが面白い行動でスタジオ内を笑いに包んで
くれたので、嫌な感じはだいぶ薄らいでくれた、と思います。

 

「小倉キャスターと芥川賞作家又吉の川柳対決!」なんて、
宣伝した為に小倉さんが矢面に立たされた感じになってますが、
実は無茶ぶりを許したフジとの対決だったように思えもします。

温厚なイメージの又吉さんですが、相方の綾部さんは滅茶苦茶頑固で、
滅茶苦茶怒ると教えてくれてます。今後は大先生!なんて特別扱いを
しないまでも常識の範囲でふざけ過ぎない質問をしてほしいですね。

 

有望なサッカー選手になるのをやめ、芸人としての道を進み、
今や押しも押されぬ知性派となった又吉さん。色々なことに
チャレンジすることが彼の才能の源なのだと思います。

芸人か小説家のどちらかで生きるだけだったら、今の才能あふれる
又吉さんは存在していないと思います。彼の目に止まり、興味を
持たれ内部に取り込むことにより、優れたものが生まれる。

 

そんな気がしますので、これからも誰にも気兼ねなく、趣味や
日々の生活を大切にし、やりたいことに挑戦して魅力と才能を
進化させてください。そして、新しい小説、お持ちしてます!

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