狩野英孝さんと言えば、ラーメン、つけ麺、僕イケメンで
知られる芸人さんです。

はっきり言ってつまらないギャグセンスなのに、
どうして生き残るのか?業界人から嫌われない理由は、
狩野英孝さん自身の人柄にありました。

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狩野英孝(かのうえいこう)プロフィール

目次

狩野英孝はつまらないのに生き残る!嫌われない究極の理由とは?

本名:狩野英孝
生年月日:1982年2月22日(32歳)
血液型:A型
身長:175cm
出身地:宮城県栗原郡栗駒町(現・栗原市)
学歴:日本映画学校(現・日本映画大学)俳優科卒業
ピン芸人。
自身の30歳の誕生日となる2012年2月22日に一般女性と結婚した。

 

マジでつまらない!?

ラーメン、つけ麺、僕イケメンで狩野英孝さんは一躍有名となり、
人気を博しました。

しかし2009年には単調なギャグのせいか、
一発屋芸人や消えていそうな芸人と呼ばれるようになり、
人気はますます低迷していきます。

 

にもかかわらず、今もまだテレビに出続けて生き残る
狩野英孝さんには、一体どんな秘密があるのでしょうか?

 

つまらないのに消えない理由

狩野英孝さんが、
「来年には一発屋と呼ばれ、消えていそうな芸人」に
ランクインしたのは、2009年のことです。
単調なギャグや、過度なナルシストキャラに、
視聴者は徐々に飽きていき、
あとに残ったのはただただ痛いだけの狩野さんの姿でした。

狩野英孝 つまらない
しかし、それから5年が経ってもなお、
狩野英孝さんはテレビから姿を消していません。
さらに言えば、痛いだけで寒々しいギャグセンスの
狩野英孝さんを番組MC陣が非常にうまく使い、
番組を盛り上げているのが垣間見れます。
狩野さんがつまらないと視聴者から言われ続けても、
これだけ業界に生き残る理由は、
番組にはそういういじられキャラが必要だからでしょうか?
調べてみると、どうやら理由はそれだけではない様子です。
これは「ロンドンハーツ」でのドッキリ企画でのことです。
狩野英孝さんは、元々お笑い芸人よりもアーティスト
志望だったそうです。
英孝さんの音楽への熱情は、高校三年生のときには、
はじめたばかりのギターを抱えて、当時大好きだったアーティスト、
19の出身地広島へ行き、19と同じようにストリートライブを
したいと計画を立てるほどのものでした。

 

ロンドンハーツで・・

そんな狩野英孝さんに、「ロンドンハーツ」はドッキリで、
歌手として本格的なオファーをするという企画を実行しました。
もちろん、ドッキリですから、すべて嘘です。

歌手としてのオファーなんてありませんし、
コンサートだってドッキリ企画で作られたものです。

 

しかし、そうとは知らずに狩野英孝さんは、
自ら楽曲を作詞作曲するだけでなく、音楽番組「オンタマ」にも
出演し、自身の音楽について熱く語りました。

狩野英孝 嫌われない 理由
その後、音楽情報誌「オリスタ」の取材も受け、
そこでは大友康平さんとの対談も果たします。

 

この二つのプロモーション活動は、
ドッキリのための仕掛けにすぎません。
しかし、狩野英孝さんはまったく疑うこともせず、
それどころかナルシストに拍車がかかったかのような、
音楽への強い熱意を露わにしていきます。

 

大友康平さんから「天才だ」と言われても、
疑わない狩野英孝さんは、実家に帰るときに凱旋ライブになったら
親孝行ができると言ったそうです。

この純粋ぶりには、流石の企画製作側も罪悪感を
覚えたことでしょう。

 

ドッキリの最終章は、仕掛け人として集められた
観客1,000人の前でのコンサートでした。

そこで英孝さんは自身が作詞作曲した楽曲を熱唱し、
MCでは「お笑いを捨てて音楽一本で行く」という発言をしています。

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ドッキリ企画だと知っているこちら側としては、
あまりのピュアさが逆に痛々しく、
こんなに純粋で疑うことを知らない狩野英孝さんを、
とてもじゃないですが直視することができませんでした。

馬鹿と言ってしまえばそれまでです。

 

狩野英孝は天才かも・・

騙されていることにも気づかず、調子に乗って、
痛い発言まで飛び出した英孝さんの姿を
あざ笑った人もいたことでしょう。

しかし、狩野英孝さん自身はいたって真面目でした。

 

真剣に、歌手活動を行う自分の将来を見据えて、
今までやってきたお笑いの道を捨てるとまで言ったのです。

 

ドッキリであることがバラされたのは、
花道に仕掛けられた落とし穴に落ちたときでした。

それまで気分よく熱唱し、
音楽に対する熱い思いをMCで語っていた狩野さんも、
まさかの事態に驚きが隠せなかったのでしょう。

狩野英孝 つまらない 生き残る

普通なら怒ってもいい話です。

 

ここまで大がかりなドッキリを仕掛けられ、
馬鹿にされ、笑いものにされたのですから、
惨めで悔しくて、その思いから激怒してもよかったはずです。

しかし、狩野英孝さんは怒るどころか感謝してみせたのです。

 

ドッキリ終了後、狩野英孝さんは自身のブログで、
ドッキリ企画に自分を使ってくれてうれしいと綴り、
さらには、曲を作ったのはいい思い出になった、と添えました。

どうでしょうか。

 

あまりにも純粋すぎる狩野英孝さんに、
馬鹿だとあざ笑っていたこちら側の良心がひどく痛みます。
元々、真剣に向き合う人を陥れ、あざ笑うようなドッキリ企画は、
好きではなく、人間の低能さが露呈するようで、
あまり見たくはなかったのですが、
この英孝さんの純粋ぶりに、さらにドッキリ企画を毛嫌いしそうです。
つまらないと視聴者からレッテルを貼られてもなお、
狩野英孝さんがこうして業界に生き残る理由は、
こういった人柄ゆえなのでしょう。

 

笑えないほど馬鹿で純粋で、
憎むこちらの方が馬鹿のようだと思ってしまう人材です。
狩野英孝さんが業界人に嫌われない理由がわかりました。

 

人に嫌われないようにするのは、
とても難しいことなのに、
狩野英孝さんは素でやってのけるだけの人柄があるのです。

現在もテレビ番組に出演しつづけている狩野英孝さんが、
今後どういった活動をされていくのか、気になるところですね。

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