お出かけに欠かせないのが日傘。
日傘にはUVカット率と遮光率が
ありますが、違いは?
白い日傘と黒い日傘にも実は違いが。
どのような日傘がおすすめなのでしょうか。
UVカットと遮光率の違い
目次
紫外線対策で有効なのは、帽子と日焼け止め、
そして日傘ですね。
お店の日傘コーナーを見てみると、
UVカット率、そして遮光率と書かれている
傘があります。
UVカット率とは紫外線からどれだけ
カットしてくれるかを表しています。
紫外線はシミやそばかすの原因。
美容の大敵です。
夏は紫外線からお肌を守る戦いの
季節でもありますね。
日傘を買う時はUVカット率はしっかり
チェックしておくべきでしょう。
遮光率とは、光全般(太陽光)をカット
できるかを表しています。
つまり紫外線から目に見える光までを
カットしてくれます。
遮光率が高いほど日光から守ってくれるので
涼しさも期待できるという訳です。
もちろん紫外線もカットしてくれます。
UVカット率については1つ注意点が。
それはUVカット率は年々落ちて行く
ということです。
UVカット日傘とは、紫外線吸収剤が
塗布されていたり、繊維に練りこまれています。
夏は強烈な日差しを1時間、時には半日以上
直射日光にさらされていることになると、
紫外線吸収剤も薄れていくことになります。
紫外線吸収剤の寿命は平均して3年から
5年と言われています。
愛用のUVカット日傘も、買って数年目となると
買い替えを考えた方が良いでしょう。
日傘は黒と白どちらがいいの?
日傘と言えば、白か黒が一般的ですね。
デザインで選んでも良いのですが、
その前に白い日傘と黒い日傘の効果を
知ってから選ぶとなお良いでしょう。
白い日傘は、紫外線を反射することで防ぎます。
黒い日傘は、紫外線を吸収することで防ぎます。
両方共に紫外線から守る効果が期待でき
ますが、白は跳ね返した紫外線が乱反射し、
またアスファルトからの照り返しは
防ぐことはできません。
黒のデメリットは、紫外線だけではなく、
太陽光すべてを吸収するので暑くなる、
見た目からしても暑いという点があります。
おすすめの日傘は?
おすすめの日傘は、やはり紫外線から
しっかりと守ってくれる日傘ですね。
遮光率99.0%以上の傘は遮光傘と言い、
99.99%以上の遮光率は遮光1級と呼ばれます。
また遮光1級傘の中でも、日光を通しにくい
厚手の生地、外側は白く内側は黒の二重構造が
おすすめ。
見た目も暑くなく熱もこもりにい白を
外側にし、かつ照り返しの紫外線を
吸収するために内側を黒にした構造で
紫外線を二重にガードすることができます。
大きさも背中も守ってくれる大きさ
(直径88cmから95cmほど)がおすすめですが、
外にはあまり出ないという人は
折りたたみ式でも。
厚手の生地は光を遮ってくれるので、
生地が厚いから暑くなるということはありません。
さらにおすすめなのが、晴雨兼用。
1本持っていれば、突然の雨でも
慌てることはありませんね。
先述したように、日傘の遮光性や
UVカット性には寿命があります。
生地そのものや色が薄くなってきたと
見た目でも分かるなら、確実に遮光性は
落ちていると言えるでしょう。