梅干しは紀州が有名ですね。
健康や美容の効能も抜群です。
お取り寄せも良いですが自分で作っても。

作り方や梅干しを使ったレシピも
調べてみました。

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梅干しは紀州?

目次

梅干しの名産地と言えば、紀州がまず
挙げられますね。

和歌山県みなべ町で明治時代から始まり、
今では「南高梅(なんこううめ/なんこう
ばい)」という品種でブランド化されています。

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今では紀州の名が付いた和歌山県産の
梅干しはたくさん販売されています。

通販も盛況で、お取り寄せグルメとしても
紀州の梅干しは人気です。

 

たかが梅干し、されど梅干し。
紀州の人気梅干しは、梅干し嫌いを
梅干し通にさせるほどの魅力があります。
多くの芸能人もお取り寄せしている
紀州の梅干しもあります。

肉厚でほどよい酸味と甘みが癖になるとか。

 

梅干しの作り方

梅干しは仕込みから干すまでちょっと
手間がかかりますが、一度作ると1年は持ちます。

作り方も色々ありますが、必要なのは

赤シソ 梅の重さの10%くらい
塩(梅用) 梅の重さの12から15%
塩(赤シソ用) 赤シソの重さの20%くらい
梅を漬ける樽または壷
漬物石
消毒用の焼酎(35度以上)

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梅は早くて4月下旬から、遅くても
6月頃には出回ります。
しかし、出回り始めた梅はキレイな青梅です。

梅干し用の梅はほどほど熟した黄色い梅が
ベターですので、出回り初めはまだ
買わずに待つか、袋に入れて2日または
3日置いて黄色にさせます。

 

梅干しの作り方2

まず梅のヘタの部分を竹串や爪楊枝を
使って取り除きます。

梅をさっと水で洗い、1つ1つ焼酎で拭いて消毒。

その後梅に塩をまぶします。
ボウルを振るとより効率よく塩が梅に回ります。

 

よく洗い、35度以上の焼酎で拭いて
殺菌した樽や壷の中に梅を敷き詰めます。

底が見えなくなったら塩を振り、
また梅を敷き詰めるを繰り返します。

 

梅と塩を全部入れ終えたら中蓋または
ビニール袋を被せ、梅の2倍の重さの
漬物石を乗せます。

その上にさらに蓋またはビニール袋を
被せて埃や雑菌から梅を守ります。

 

保管場所は日光の当たらない涼しい場所に。

2日から3日経つと、梅から水が滲み出し、
次第に梅に被るようになります。
これを白梅酢と言います。

 

白梅酢が梅に被るようになったら、
重しを梅と同重量にし、再び蓋や
ビニール袋を被せます。

この時埃やゴミの混入、カビが発生
していたら取り除きます。

 

梅雨時に赤シソ(赤紫蘇)が出回り始めます。
赤紫蘇の葉をすべて摘み、さっと水で洗います。

水気を切ってボウルに入れ、分量の
塩の半分でよく揉みます。

 

そうすると、赤い灰汁が出るので、
よく絞って捨て、残りの塩を入れます。

再びよく揉んで灰汁を出します。

灰汁を出しきった赤シソに、梅酢をおたま2、3杯
くらい入れてよく馴染ませます。

 

ここでできるのが赤梅酢。

よく馴染んだ赤梅酢と赤シソを容器に
戻し、冷暗所へ。

梅雨明けになった頃が梅干しを
干す時期です。

 

7月上旬から下旬頃に当たり、土用干し
とも言われますね。

よく晴れた日に、ザルの上に漬けた梅を並べます。

赤シソは梅とは別に干します。

 

1日1回ないし2回ほど裏返し、全面的に
日光が当たるようにします。

夜間は屋内に入れ、翌日再び天日干しに。
これを3日ほど繰り返します。

 

出来上がった梅干しは、清潔な密閉容器に
丁寧に入れ、赤梅酢を入れます。

梅の量が多ければ、梅を漬けた樽や
壷で保存しても。

 

梅干しの作りの大敵はカビ。
漬ける時にきちんとビニール袋などで
覆わないと、埃や雑菌が入ってしまいます。

また漬ける時に使う漬物石もよく洗い、
焼酎で拭いてから使いましょう。

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漬物石もビニール袋で覆うとより衛生的です。

気をつけてもカビが生えてしまった時は、
カビを取り除き、桶と梅は1つ1つ焼酎で
拭いて消毒。
梅酢は煮立たせ、桶に戻します。

 

気になる人は、漬けている最中に
定期的に焼酎を加えます。

調べてみますと、伝来の方法や、市販の
梅酢を使った方法など色々な
作り方があります。

難しそう、と思われがちですが、
自分に合った作り方でぜひ挑戦して
みてください。

 

梅干しの効能

梅干しの効能として挙げられるのが、
抗菌作用と、疲労回復。

しかし、それ以外にも梅干しの効能が
たくさんあったのです。

 

まず疲労回復ですが、梅干しにはクエン酸、
リンゴ酸など8種類の有機酸が含まれており、
これらが乳酸を溜まりにくくしているのだとか。

クエン酸は、抗菌作用があります。
お弁当に欠かせない梅干しは、雑菌の
繁殖を抑えるので、傷みにくくなりますね。

 

さらに胃の中に入れば、食中毒の
原因菌の繁殖も抑えてくれます。

他にもクエン酸は、新陳代謝を促し、
老廃物の排出も促進させる効果があります。

 

梅干しに含まれているのは有機酸だけ
ではありません。

人体に必要な栄養素であるミネラル、
ポリフェノール、ビタミンEも豊富に
含まれています。

 

カルシウム、鉄、マグネシウムや亜鉛は、
リンゴやみかんと言った、梅よりも何倍も
大きいフルーツよりも多く含まれているのです。

そのお陰で、風邪予防、カルシウムの
吸収促進の効能も期待されています。

 

ポリフェノールやビタミンEは、美容へ
の効能が期待できますね。

古くから梅干しは、美容や健康への
効能が認められていました。

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梅干しの研究は進み、抗癌作用や糖尿予防、
虫歯治療の効能もあると言われる
ようになりました。

まさに日本が誇るスーパーフードの1つなのです。

 

梅干しを使ったレシピで健康に

梅干しの効能はたくさんあり食べる
べきとは分かりのですが、あの酸っぱさが苦手…

そういう人のために、梅干しを使った
おいしいレシピたくさんあります。

 

手軽に食べたい人には焼き梅干し。
グリルで軽く焼くだけで、酸味も
抑えられます。

さらに手軽なレシピは、包丁で叩いて
キュウリや山芋、シラスと和えるだけ。

 

副菜にも、おつまみでも、お弁当の
おかずにもいけるレシピです。

梅干しは鶏肉や豚肉とも相性は良いので、
軽く茹でて梅干しと和えるだけでも
メインのおかずに。

 

夏バテ予防レシピとして梅干しは
大活躍間違いなしでしょう。

お弁当のおかずに使っても、夏バテ
予防に加えて抗菌作用も期待できますね。

 

梅干しを使ったレシピをどんどん
活用してください。

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