脳梗塞とは起こる前兆として特徴的な症状があるそうです。
脳の腫れが大きいと命に関わるリスクが高いのでしょうか。

後遺症も様々あります。
また、脳梗塞の再発を予防するためには?

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脳梗塞とは

目次

まず脳梗塞とは一体どのような病気なのでしょう。

 

脳梗塞とは脳に血液が流れなくなる、脳の血管が詰まるなどから
脳組織が壊死する、または壊死に近い状態になる病気の事です。

脳梗塞とは?脳の腫れは危険!前兆の症状・後遺症や再発防止策は?

 

脳梗塞とは3種類あり

 

・太い動脈の硬化などによって起こるアテローム血栓症脳梗塞
・細い動脈に梗塞が起こるラクナ梗塞
・心臓の血栓が原因で起こる心原性脳梗栓

 

と分類されます。

 

日本人に多いのはラクナ梗塞と言われ、
現在年間約50万人が発症しています。

 

 

 

脳梗塞にはどんな症状の前兆がある?

ある日突然脳梗塞で倒れて…という話をよく聞きますが、
脳梗塞とは発症前に前兆があるようです。

 

どのような症状前兆が起こるのでしょうか。

 

・言語障害

言いたい言葉が出てこない、ロレツが回らなくてうまく話が
出来なくなるなどの症状が出ます。

 

・神経麻痺

片側の手足や顔半分が麻痺するなどの特徴的な症状が出ます。

脳梗塞とは 前兆 腫れ

 

・感覚障害

歩こうとしても力が出ない、ふらつき、視野が狭くなるなどの
感覚障害があらわれます。

 

これらが脳梗塞のよくある前兆の症状です。

一過性脳虚血発作(TIA)と言われ、通常は数十分でおさまる症状です。

 

ですが、この前兆に気付かずに放っておくと
数か月以内に脳梗塞を起こす危険性があります。

 

自覚するのが難しい症状から、いつもとは何かおかしいとはっきり
わかるものまでありますが、少しでも異常を感じたら
早目に受診する事が大切ですね。

 

 

 

脳の腫れが大きいと危険!?

脳梗塞を起こすとその容体によっていくつか治療法があり、
血管を再開通させたり血液をさらさらにする治療を行います。

 

また、脳梗塞によって脳が腫れます。

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腫れた脳の部分をこれ以上大きく腫れないように
抗浮腫療法という脳の腫れをとる薬を点滴する治療法もあります。

 

脳の腫れが大きいほど危険性が高いと言われています。

 

 

 

脳梗塞の後遺症とは?

脳梗塞とは後遺症が残りやすい病気としても知られています。

 

よくある代表的な後遺症は手足の麻痺、言語障害があります。

 

このような後遺症が残ると日常生活を送る事が困難な場合が
多く、介護が必要になったりと周りの人間の手助けなしでは
生きていけなくなります。

 

脳梗塞とは 症状 後遺症

また、うつ病などの精神疾患を患う人もいます。

 

病気になり後遺症が残った事で自分の殻に閉じこもり、会話を
しなくなる、情緒不安定になるなど人により様々です。

 

 

 

脳梗塞の再発を防ぐためには?

脳梗塞とは、約3年以内に20〜30%の人が再発するとされています。

 

そして、再発する事で症状がさらに悪化するケースもあるので
注意が必要です。

 

脳梗塞再発防止策として

脳梗塞とは 再発

 

・禁煙、禁酒

タバコは百害あって一利なし。徹底して禁煙に努めましょう。
お酒に関してはたまにたしなむ程度なら良しとする医師もいますが、
できればきっぱりと禁酒するのが体には一番です。

 

・規則正しい生活

どんな病気でもそうですが、脳梗塞とは特に後遺症が残りやすく
リスクの高い病気です。
食生活や睡眠、適度な運動など
規則正しい生活習慣を身につける事が大切です。

 

脳梗塞とは日本の3大死因の1つであり、
決して他人事ではありません。

 

一度なってしまうと後遺症と一生付き合って
いかなければならない怖い病気です。

普段から規則正しい生活を送り、脳梗塞前兆のサインを
見逃さないように気を付けたいですね。

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